「肌荒れが治らない…」「ニキビのせいで自分の顔に自信が持てない」「もっとかっこよくなりたい」
今回はそんな慢性的に肌荒れがある人に向けて、肌荒れがある人に足りていない栄養素のマグネシウムについて書きました。薬を塗っても、病院に行っても治らないそんな人に読んでほしいです。

私も顔のどこかにいつもニキビがある…そんな体質でした
自分の顔を見られたくなくて、うつむきがちな学校生活を送っていました
さてマグネシウムと聞くとなにを思い浮かべるでしょうか?
そういえば中学や高校の化学で勉強したなという人もいるのではないでしょうか。
マグネシウムが不足すると肌荒れを起こす!?
マグネシウムが不足すると現れる症状に肌荒れがあります。
これは肌のバリア機能が低下し外からの刺激で炎症を起こすためです。
マグネシウムは保湿効果が高く、さらに角質細胞を結合させるセラミドの一種の合成を促して、お肌のバリア機能を強化する作用があります。肌荒れしないためにも、食事で積極的にマグネシウムを摂り、マグネシウム浴を行って、体の内外からマグネシウムを摂取することがおすすめです。

読んでいただいている方の中にもアトピーで悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アトピー性皮膚炎は近年増えている疾患で、ひどいかゆみや慢性的な皮膚の乾燥、炎症といった症状が現れます。そのような症状がマグネシウムを摂取することで改善したという事例もあります。
マグネシウムを補う方法
マグネシウムを体内に取り入れるには、口から摂取するものと皮膚から取り入れる方法があります。
厚生労働省の指針では、成人(30~49歳)の1日のマグネシウム摂取量は、男性で370ミリグラム、女性で290ミリグラムとなっています。
緑色の濃い野菜
ケール、ほうれん草、ブロッコリー、ゴーヤ
海藻類
ひじき、乗り、昆布、わかめ
大豆製品
納豆、味噌、豆腐
魚介類
青魚、タコ、牡蠣
果物・ナッツ類
アボカド、バナナ、ナッツ、シード類

ホールフードで食べることがおすすめです。同じ100g中でも炊いた白米は7 mg、玄米は49 mgとマグネシウム含有量がかなり違います。
マグネシウムを取る方法には食事の他に入浴で取ることもできます。
マグネシウムの保温効果で、とても良く温まります。更に弱アルカリ性を帯びているため、毎日続けるうちに、毛穴の奥の皮脂汚れまで徐々に分解されて美しい肌になります。マグネシウムという物質が本来保つ働きにより、アトピー性皮膚炎が改善したケースも有るようです。またマグネシウムを入れたお湯は、水道水に含まれる塩素が除去されて、なめらかな肌触りになります。

私もマグネシウム浴を試してみてから、原因の分からない背中の吹き出物達がなくなって感動しました!
入浴剤として「硫酸マグネシウム」を使うのも効果的です。今話題のエプソムソルトは硫酸マグネシウムを主成分としたものです。これを湯船のお湯に溶かして浸かれば、海水浴と同様に皮膚全体から体内の細胞にマグネシウムを取り入れることができます。
硫酸マグネシウムは炭酸泉などの温泉に豊富な成分で、温泉の表示によく書かれています。血流が良くなって肩こりがほぐれ、1日の疲れを摂ってくれます。関節痛、筋肉痛、乾癬や日焼けの痛みなどの皮膚症状も改善します。不眠症にも効果的とされています。

私もマグネシウムを入れてからお風呂掃除が圧倒的に楽になったのを実感しています。
マグネシウムが不足すると…
マグネシウムが不足すると肌荒れ以外にも体中でいろいろな問題を引き起こします。
マグネシウムは「リラックス・ミネラル」とも言われ、全身の筋肉緩めて柔らかくする働きをしてくれます。逆に足りないと体のあちこちで筋肉の「収縮」が起こります。最も収縮を自覚しやすいのは骨格筋です。骨格筋が収縮すると、ひどい肩こりに悩まされますし、筋肉痛やこむら返りの原因になります。夜足がつるといった経験がある人も多いのではないでしょうか。まさにマグネシウムが不足している状態ということです。
サッカーやラグビーの試合中にも、足がつって交代を余儀なくされるケースがあります。これは短時間にすごい負荷が肉体にかかり、それが大きなストレスとなって筋肉の細胞内にあるマグネシウムが失われるからです。
心臓の不調の原因
偏頭痛
血管の筋肉が収縮するとズキンズキンと痛みを感じる
喘息
器官の平滑筋が収縮すると起きる
便秘
腸管の平滑筋の収縮すると起きる
高血圧、頭痛、狭心症、喘息、便秘、痙攣、硬直、不整脈
糖尿病
不眠症
マグネシウムにはこんな効果がある
便秘解消
尿路結石ができるのを防ぐ
偏頭痛を和らげる
アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎を改善
骨粗鬆症の改善
こむら返りの予防・改善
血液をサラサラにする
など数多くの効果があります。
まとめ
マグネシウムが不足すると肌荒れを引き起こす
マグネシウムは食事や入浴によって摂取することができる
マグネシウムは体全体の健康につながっている
参考にさせていただいた書籍