レクチンとは?

グルテンフリーという言葉は最近良く目にするようになりました。小麦を避けて効果を実感している人もいるのではないでしょうか。一方でレクチンという単語は聞いたことがある人は少ないのではないでしょうか。このレクチンというものは植物毒ともいわれ、植物が外敵から身を守るための成分のことです。さてグルテンもこのレクチンの一つだと言われたらどうですか。レクチンを含む野菜を食べ続けることで知らず知らずのうちに身体にダメージを与えているかもしれないということです。

病院に行っても解決しないお腹の不調で悩んでいませんか。最近では、過敏性腸症候群なんて言葉も広まってきたと思います。私が学生の頃は悩んで悩んで病院に行ったのに、ストレスですねで片付けられました。あの頃の自分に教えてあげたい。十年後君のお腹の不調はなくなっていると。なんなら肌もきれいになってると。

レクチンとは?

植物は鳥や虫に食べられそうになっても逃げることができません。そこで植物は食べられないように「毒」を自ら作って食べられるのを防いでいます。その毒がレクチンです。レクチンが多く含まれている部位は、外皮や胚芽で特に芽に多く含まれています。レクチンが特に多く含まれている食材が、穀類や豆類です。外皮や胚芽を含んだ玄米や雑穀(小麦・大麦・ハトムギ・ひえ・あわ・きび・キヌアなど)、大豆などの豆類には非常に多くのレクチンが含まれています。

体に現れる症状

レクチンを接種し続けていると、胃腸の粘膜が荒れてしまい、その結果リーキーガットにつながります。リーキーガットとは、腸壁の細胞同士の結合が緩んだ状態のことです。腸壁の細胞動機の結合が緩むことによって、本来なら吸収されてはいけないものが血液に侵襲してしまいます。そうすると腸の免疫細胞が異物とみなし排除しようとします。その際に炎症性サイトカインという物質を増やします。炎症を起こし異物を排除しようとします。炎症性サイトカインが血液を通して全身に巡ると身体のいたるところで炎症が起こります。そうすると花粉症やアトピー、喘息などのアレルギー疾患。大きな病気だと胃潰瘍、十二指腸潰瘍、大腸炎なども悪化する。関節炎やリウマチも悪化する。

レクチンを摂取し続けると胃腸の粘膜がダメージを受ける

リーキーガットを引き起こし体中で炎症が起こる
リーキーガットとは?

腸壁の細胞同士の結合が緩んだ状態のことです。腸壁の細胞動機の結合が緩むことによって、本来なら吸収されてはいけないものが血液に侵襲してしまいます。

花粉症やアトピー、喘息などのアレルギー疾患を誘発する。

本来なら吸収されないものが体内に入ると身体はそれを異物とみなし排除しようとします。その際に炎症を引き起こす「炎症性サイトカイン」という物質を血液中に放出する。すると血液が循環することで体中で炎症を引き起こし花粉症やアトピー、喘息などのアレルギー疾患を誘発する。大きな病気だと胃潰瘍、十二指腸潰瘍、大腸炎、関節炎やリウマチなども悪化する。

レクチンを多く含む食べ物

豆類全般(大豆・豆腐・豆乳・枝豆・煮豆・厚揚げ・もやし・きなこ・プロテインなど)
ナッツ類(特にカシューナッツ)
小麦および小麦製品(パン・パスタ・うどん・ラーメン・焼きそば・お好み焼き・麩など)
玄米・胚芽米・雑穀(キヌア・ひえ・あわ・きび・大麦・オートミール・ライ麦・オーツ麦・ハトムギなど)
ウリ科の野菜(きゅうり・ゴーヤ・かぼちゃ・スイカ・冬瓜など)
ナス科の野菜(トマト・なす・ピーマンなど)

まとめ

参考

大豆毒が病気を作る:欧米の最新研究でわかった! 松原秀樹

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