今回紹介する本は
メグ・ジェイさんの著書「人生は20代で決まる」です。
この本から伝えたいことは
もくじ
自信のつけ方について
私も10代のころは、
自信をつけたいんだけどどうすればいいんだろ…
人前で堂々と意見を言えるようにするにはどうすればいいのだろう?
こういった悩みを抱えていました。
でも自信のつけ方がわからなくて困っていました。
同じように10代、20代は自分に自信がないという人も多いのではないでしょうか。
本書からいえることは、
自信をつけるには行動するしかないということです。
自信は経験の積み重ねであり、仕事の熟達をもってうまれるものだからです。
年上の方を見ると自信がありそうに見えるのは経験してきたからなんですね。
私はこのことを知れただけでも、だいぶ心が軽くなりました。
今、自信がないことは当たり前なんだと思うことができるようになりました。
でもそうはいってもと思いますよね。
例えばミスをする恐怖や、怒られると自分を否定されたと感じたり、自分には価値がないと感じてしまう。
そんな自分を克服したいからではないでしょうか?
しかし自信をつけるには自信をつけたいことを経験するしかない以上、ミスをするのは当然のことです。
でも実際ミスをしたり、それによって怒られるのは嫌ですよね。
私も研究室時代にはミスをするのが怖いと思っていたし、教授の期待に応えられなかったらどうしようと考えていました。
当時は行動すること自体が恐怖でした。
今考えると研究という失敗が当たり前の世界にいたのに、このような思考をしていることにもったいなさを感じてしまいますね。
このような思考を持っていると失敗する可能性のあるものに挑戦しなくなってしまいます。
このような思考は「固定マインドセット」と呼ばれています。
マインドセットというのは日本語で言うと「心の持ちよう」といったところですね。
このマインドセットには「固定マインドセット」と「成長マインドセット」があります。
- 「固定マインドセット」というのは、できるかできないか・白か黒かのような二者択一の考え方のことです。
このマインドセットを持つ人は、できないことに対し「自分には才能がないから」、「恥ずかしい」、「できなかったらどうしよう」と不安になってしまいます。
- もう一つの「成長マインドセット」は、自分は変われる、成長できるという考え方を持っていることです。
このマインドセットを持つ人は、失敗を「自分はダメなんだ」と考えるのではなく、単にそこから学ぶべきものと考え、今後の成長につなげていこうとします。
特に初めのころはミスは誰にでもあると考えているので失敗したときも立ち直りが早いです。
私はマインドセットを知るまで、自分の思考に別の考え方があるなんて知りませんでした。
ましてや自分の思考を疑ったことなんてありませんでした。(笑)
自分に自信をつけたいと思うのは、変わりたいと思っている証拠です。
変わるためには行動するしかない。行動を起こすと失敗もする。
失敗を乗り越えていくには考え方を変えるしかない。
ということでマインドセットは重要なのです。
実際、急に変えるのは難しいことです。
今まで固定マインドセットで考えていたものを、いきなり成長マインドセットに変えろというのは無理な話です。
筆者も無理でした。(笑)ですがこの考え方を知ることができたおかげで、
「あ、今固定マインドセットで考えているな」と気づくことはできるようになりました。
それを続けていくと自然に失敗を失敗と思わなくなります。
「次はこうしてみよう。」こう考えられるようになればもう大丈夫です。
この成長マインドセットを身に付けることで、失敗を成長の糧と思えるので、次の一歩が踏み出しやすくなります。
小さなことでもいいです。行動してみましょう。そして失敗してみましょう。
成長マインドセットの下地があるので、次の行動に移りやすくなります
私は研究室時代思い悩んでいた時には筋トレから始めました。
最初は持てなかった20kgのバーベルが持ってるようになったり、大胸筋が大きくなるのを実感できると成長を感じられ、自信の芽が生まれました。
そうすると不思議なことに研究にも前向きに取り組めるようになりました。
何か一つでも自信がつくとほかのこともできるんじゃないかと思えるようになるので、まずは一歩踏み出してみてください。
【10代・20代の自信のつけ方】まとめ
自信は経験しないとつかないということ
「今」自信がないのは当たり前だということ
失敗を必要以上に怖がらないこと
失敗しても先に進めるようにするには「成長マインドセット」を身に付けること
以上を知っていると、きっと少し先の未来で自信を持てていると思います。
ではまた