お腹がパンパンに張って苦しい、お腹がゴロゴロするなんて普通のことだと思っていませんか。
おならは生理現象として出るもので、男性の平均は20回、女性の平均は14回程度と言われています。
だいたい1時間に1回くらいでしょうか。一つの目安にしてみてください。

学生時代は常にお腹がポコポコだったので授業中とか気が気でなかったですね…
2つのおならの原因
おならには2種類の原因があると言われています。ひとつは空気を飲み込んでしまうこと。もうひとつは腸内の細菌によってガスが発生してしまうことです。
これはドカ食いや早食いの人に多いとされています。食べるときに大量に空気を飲み込んでしまうことでおならやゲップとして排出されてしまいます。ほかにも炭酸飲料やビールが好きな方ガムをよく噛む人、タバコを吸う人にもそういう傾向があるみたいです。またストレスで飲み込んでしまう人もいるようです。
お腹がポコポコなったり、お腹が常に張ったりしている人はこちらが原因のことが多いです。胃や小腸で消化しきれなかったものが大腸の腸内細菌により分解されることでガスを発生させます。分解により水素やメタン、二酸化炭素と言ったガスが発生するがこれらは基本的には無臭です。
おならが臭くなる原因
おならは本来「臭いがしない」もしくは「そこまでキツくない」のがいい状態です。
おならが臭いのは胃や小腸で栄養が吸収されていないサインなので、もっといたわってあげましょう。もしかしたらあなたが日々良かれと思って食べているものが腸を泣かせているかもしれません。

焼肉を食べたあとおならが臭くなった経験があるのは私だけじゃないはず…!
たんぱく質や脂質が胃や小腸で十分に消化されないまま大腸に送られると悪玉菌のえさとなります。そして分解によって硫化水素や二酸化硫黄、インドール、アンモニアなどの臭いガスを発生します。
一方で糖質や食物繊維は、善玉菌のエサになって分解されると炭素や水素、酸素になる。これらは無臭の気体です。
硫黄というとなんだか臭いイメージありませんか。温泉の匂いって言うとイメージしやすいかもしれません。それがお腹の中で腐った卵のような臭いになります。
これらは食べすぎなければ健康に良いと言われているものなので、自分の体の声を聴いて調節してみてください。
ガス腹は胃の不調や肌荒れ、冷え性の原因!?
おならが多い・臭いことは全身に影響します。有害ガスが腸壁から血中に吸収されて体内をめぐり、肌荒れや肩こり、冷え性など全身にも悪影響を及ぼします。体臭や口臭の原因にもつながっています。
まとめ
もしかしたら私たちは頑張りすぎていたのかもしれませんね。私は太ろうとして鶏胸肉を1枚食べたりプロテインを頑張って飲んでいたときもありました。今思うと自分の体の声を聴くことができていなかったのかもしれません。身体はおならの臭いというかたちでサインを出していたのに気づいてあげられなかったんですね。