いつもお腹の調子が悪い、常にトイレの場所を把握してないと不安、このような悩みを抱えている人はいませんか。
そんなお腹の症状がある人、お腹の不調がある人にとっては害になる食品があります。
実は良かれと思って毎日食べているあの食品が原因かもしれません。
そんなお腹の弱い人は避けた方がいい食品を解説していきます。
お腹の弱い人が避けるべき食品① 玉ねぎ
玉ねぎやにんにくは過敏性腸症候群の症状を引き起こす大きな引き金になる食品です。
玉ねぎは高FODMAPに分類され、フルクタン(発酵性のオリゴ糖)を非常に多く含んでいます。
このフルクタンは水溶性です。スープにも染み出すので注意が必要です。
また玉ねぎそのものだけでなく、玉ねぎを含んだ加工品も避けてください。
例えば、スープ、ポテトチップス、ソース、マリネなど。これらを購入する際は原材料表示に玉ねぎが入っていないことを確認してください。
玉ねぎにはアリシンなどの健康に良いとされる成分も入っています。
玉ねぎを食べてもお腹に不調が出ない人は、ぜひ積極的に食べるようにしてください。

玉ねぎ美味しいですよね。私もよく豚の生姜焼きつくるときに使っていました。
一生食べられないわけではないので、そんなにがっかりしないで。
まずはお腹の調子を整えることから始めていきましょう。
高FODMAPを気にしないで食べられる日を夢に見ながら…!
お腹の弱い人が避けるべき食品② 牛乳と乳製品
お腹の弱い人が避けるべき食品の2つ目は乳製品です。
乳製品には乳糖という糖質のひとつが含まれています。この乳糖は、日本人の7割が分解酵素を持っていないといわれています。そのため小腸で吸収されないまま大腸に移動し、腸内細菌による異常発酵が起こります。そうするとガスが溜まり、お腹が張るといった症状が出ることがあります。牛乳を飲んで、お腹がゴロゴロする人は乳糖不耐症の可能性が高いです。

夏はアイスにも注意が必要です。私はアイスを食べるとよくお腹を壊していました…。
お腹が冷えて調子が悪くなると思っていたんですけど、実際は乳糖が原因だったのかもしれません。
また乳製品に含まれるカゼインは、腸を荒らすといわれています。カゼインはアレルギーを起こしやすい物質でもあります。特に鼻の症状が出やすく、現在鼻炎に悩まされている方は、1週間乳製品を摂らないようにすると症状が軽くなるかもしれません。
カゼインは発がん性も疑われているため、よっぽど牛乳が好きでなければ控えるのが良いと思います。
どうしても乳製品が食べたい人はラクトフリーの食品を選ぶようにすると良いでしょう。
牛乳だとアカディがおすすめ。こちらは乳糖を8割除去している牛乳になります。

私はアカディでもお腹がゴロゴロしたので、自分の乳糖に対する耐性がまったくないことを痛感しました笑
お腹の弱い人が避けるべき食品③ 小麦製品
小麦にも玉ねぎと同じように発酵性のオリゴ糖であるフルクタンを含んでいます。人間はもともとフルクタンを消化する酵素がありません。もしお腹の調子がすぐれないのであれば、できるだけフルクタンを摂らないように心がけたいです。
小麦を含むパン、ラーメン、パスタ、ピザ、お好み焼き、たこ焼きなどもお腹に不調がある人にはおすすめしません。
また小麦に含まれるグルテンは、腸に穴を開けるといわれています。これはリーキーガットと呼ばれていて腸に穴が空くことで、体にとって良くないものも体内に取り込んでしまうことになります。結果として体の不調につながってしまいます。
お腹の弱い人が避けるべき食品 まとめ
お腹の弱い人が避けるべき食品は、玉ねぎ、乳製品、小麦
玉ねぎや小麦に含まれる発酵性の糖質に注意
玉ねぎは過敏性腸症候群を引き起こす原因になる
牛乳や乳製品に含まれる乳糖は、日本人の大半が分解できない
小麦に含まれるグルテンはリーキーガットを引き起こす