腸の栄養補給~グルタミンの働き~

今回は腸の救世主?グルタミンについてです。

みなさんはグルタミンって聞いたことありますか?

あーあれでしょ!旨味成分のやつ

そう思われた方残念ながら違います。

グルタミンとグルタミン酸って別物なんですね。

筆者
筆者

私もこれ調べて初めて知りました!

そのグルタミンについて腸に良いことがわかってきたので、まとめていきたいと思います。

私はまだグルタミンを試したことがないので、調査しつつ実験していこうかなと思います。

追記:グルタミンを試した記録を書きましたので、一緒に読んでみてください!

【私の腸活成功ストーリー】”グルタミン”で快適なお腹を手に入れた方法

そもそもグルタミンとは?

グルタミンとは非必須アミノ酸のひとつで体内に最も多いアミノ酸のことです。

グルタミンの働き

グルタミンの働きには以下のようなものがあります。

  • 腸のエネルギ-となる
  • 細胞の増殖に必要
  • タイトジャンクションの調節
  • 炎症を抑える
  • ストレスから守る
  • 免疫をつくる
  • 筋肉の分解を抑える

腸の状態は肌に現れると言われるくらい腸と肌は密接に関係しています。そんな腸のエネルギーになるグルタミンは肌をきれいにしたい人にとっても重要な栄養素になります。

グルタミンの消費の要因 ストレス

グルタミンは非必須アミノ酸だから体内で作られるからそこまで気にする必要は無いんじゃないのと思われる方もいるかと思います。その通りで通常時は特に意識しなくて良い栄養素になります。しかし一時的に必須となる状況があります。それがストレスがかかっているときです。

グルタミンはストレスで大量に消費されます。精神的ストレス・肉体的ストレスの両方で使われます。精神的なストレスは人前で発表するときや嫌な人との人間関係など、肉体的ストレスには運動や怪我といったときの体へ負荷がかかっている状態のことになります。

ストレスでグルタミンが大量に消費されると腸のエネルギーがなくなり、腸の状態が悪くなり、免疫の低下や筋肉の分解に繋がってしまいます。

このように一時的に必須となるのがグルタミンです。人によってはグルタミンを必須アミノ酸と考えている人もいます。

特に現代のような慢性的なストレスを抱えやすい時代においてはグルタミンが必要となる場合が多いと考えています。さらに私のようにお腹の弱い人は特に周囲の環境からストレスを受けやすいと思います。ですのでよりグルタミンが必要な体ではないかと思うわけです。

摂り方 –食品よりもサプリメント–

グルタミンはたんぱく質を構成するアミノ酸の一種なので、お肉やお魚を摂れば良いんじゃないのと思われる方も多いと思います。

私もそう思っていました。しかし食品からグルタミンをたくさん取るのは実は難しいのです。なぜかというと食品中のグルタミンの量はあんまり多くない上に熱に不安定という性質があります。基本的に肉や魚は高温調理になりますので、食品からのグルタミンの摂取は難しいと考えていいでしょう。

そこで食品よりもサプリメントがおすすめになります。

摂取量 1日1.5~3g

1日1.5~3g目安になります。

アスリート向けの研究では10gくらい摂取しているものがありますが、そうではない方はそこまで量は要らないと思います。

グルタミンは朝昼晩といったように何回かに分けて飲むと良いです。

特に決まりはありませんが、朝と寝る前が良さげかなと思います。

朝はエネルギーが枯渇してたり、寝ている間は腸の組織や細胞が修復される時間になりますのでそういった活動のある時間を意識して摂るのがおすすめになります。

また筋トレなどの運動後や仕事でストレスがかかるとわかっているときなどにもおすすめの摂取タイミングになります。

注意点 –グルタミンを摂取してはいけない人–

自閉症をお持ちのお子さん

自閉症をお持ちのお子さんが大量のグルタミンを摂取することで脳が興奮してしまうことがあります。

がんの方

がん細胞もグルタミンを栄養源にするため、がん細胞が増殖する可能性があります。

これらに罹患されている方は必ず主治医の判断の元、服用するかどうかを決めてください。

まとめ

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