肌荒れ、アレルギー、生理痛、冷えに悩まされていませんか?
これらの慢性症状の根本原因は腸にあるといわれています。
「顔にニキビができて、皮膚科でもらった薬を塗っているのによくならない…」というような場合にも、原因は顔にあるのではなく別の場所に原因があることがあります。その別の場所こそが腸なのです。
腸内環境を整えるにはまず体に良い習慣を取り入れるより悪い習慣を減らすほうが大切になります。
私も10年以上ニキビに悩まされてきました。病院で薬を処方してもらってもどこかしらにニキビがあるような状態でした。それが腸活を始めてみた途端に今まで悩んできたことが嘘のようにきれいになりました。同じように悩んでいる方にぜひ読んで実行していただきたい内容になっています。
ついテレビやインフルエンサーがおすすめしているものを見ると取り入れたくなる気持ちはよくわかります。
しかし、悩んでいる症状が「今の」生活習慣でできていることを考えると根本原因は今やっている生活習慣にあり、それを取り除くことが何より大切になってきます。そうしないと一時的に良くなっても再発する可能性が高いです。
足し算よりも引き算ですね!
そこで今回は、慢性症状の原因が潜む腸内環境を整えるためにやめた方がいいものと取り入れるとよいものを紹介していきます。
腸内環境を整える4つの習慣①腸にとって悪いものを減らす
まず腸内環境を整えるために何よりも大事なのが腸内環境を悪くする食べ物を摂らないことです。
以下に具体的なものを挙げていきます。
お酒は腸内環境を荒らす代表的な食品です。メンタルに悪影響を与えたり、肌荒れ、眠りの質が悪くなります。家でだらだら飲むのを控えて、誰かと食事をするときは飲んでいいのような自分ルールを作ってコントロールするといいですね。
グルテンは小麦製品に含まれるたんぱく質の1種です。小麦粉と水を混ぜたときに粘り気が出るもとになるものです。グルテンは腸の壁に張り付いて腸壁に穴を開けるといわれています。腸の壁に穴が開くと本来ブロックできるはずの体にとって悪いものも体内に侵入させてしまうことになります。体にとって悪いものとは、消化されていない食べ物や悪玉菌、添加物などになります。日常的にパンとかパスタなどの小麦製品を摂っている方は1週間小麦製品を止めることで、寝起きが良くなったり肌の調子も良くなる、便が出るようになったりするといった効果を実感できると思います。
カゼインは乳製品に含まれるたんぱく質の1種でアレルギーを起こしやすいものです。肌荒れや寝不足の原因になっていることもあります。ミルクティーやチーズなどの乳製品が好きな方は、1週間抜いてみると悩んでいた症状(ニキビなど)が解消されることもあります。
精製糖質とは、お菓子等に含まれている白砂糖やジュース等に含まれているぶどう糖果糖液糖といった血糖値を急上昇させてしまうものを指します。精製糖質は腸を傷つけ腸内の悪玉菌やカビのえさになります。悪玉菌やカビは糖が大好きで、これらが増えると腸内環境が悪くなることにつながります。
オメガ6はスーパーに売っているようなサラダ油、紅花油などの安い油に含まれています。オメガ6は油の1種で人体にとって必要な栄養素ではあるが、現代の食生活では過剰になりがちです。オメガ3とのバランスが大切といわれていて「オメガ3:オメガ6=1:4」くらいが望ましいと言われています。しかし現代人はこの比が「1:10」くらいと言われています。その理由は安いので外食やコンビニのお弁当などに使われているため、知らず知らずのうちに過剰摂取になっているからです。オメガ3は青魚に多く含まれている油でオメガ6とは反対に足りていないので意識して摂る必要があります。
現代の食品は添加物まみれ。コンビニで買える無添加のものはナッツとバナナ、ゆで卵くらい。添加物にはいろいろな害があるとされている。そのなかでも人工甘味料は、血糖値を上げないといわれていますが、人によっては血糖値を上げてしまう研究結果が出ていたり、耐糖能異常を引き起こす原因であるともいわれています。耐糖能異常とは、普段の血糖値は正常だが、なにかものを食べたときに急激に血糖値が上がってしまう症状のこと。要するに、糖に対する処理能力が落ちている状態。代表的な人工甘味料には、アステルパームやアセスルファムKがある。これらは取らないに越したことはない。未だにいろんな議論がある分野ではあるが、疑わしいものをあえて摂取する必要はないと思う。特に糖質ゼロや糖類ゼロと書かれたものに添加されている場合があるので、ダイエットをしようと思っている方には特に安易にそういうものに手を出すのは止めた方がいい。近年の糖質制限ブームもあるので、商品の裏の成分表示を見て疑わしいものが入っていれば買わないほうが体のためになる。
腸内環境を整える4つの習慣②ストレスを減らす
ストレスが多いと腸内環境が悪くなり、腸に炎症を起こしてしまうことに繋がります。
ストレスにはポジティブなストレスとネガティブなストレスがあります。
一般的にストレスというとイライラするなどネガティブなものだと思ってしまいますが、やりがいのある仕事に燃えている、戦っている状態、本人はやる気に満ちて集中していると言った状態もストレスの1種になります。
ストレスは目に見えないので、自分で自覚していない場合もあります。自分が感じている以上に心身は疲れているということです。
ネット小説に夢中になって朝まで読んでしまうことがあります(笑)。
これもある意味ストレスになるんですね…!
仕事や人間関係でストレスを受けているからと言ってすぐに仕事をやめたり、一緒に住んでいる人から離れることは難しいものです。
ストレスの対処法としては、自分にあったリラックス方法を持つことが大切になります。日中ストレスが多いのであれば、夜はリラックスできるようにゆっくり過ごすことを意識してみてください。
また、お風呂の中で本を読んでいる人は常に頭を使っている状態。リラックスできない。そのような人は常にエネルギーを使っているので、普通の人よりも多くのエネルギーが必要になる。それで普通の人と同じ食生活だとエネルギーが足りていない。常に栄養不足。腸の調子がなかなか良くなっていかない。
独自のリラックス方法を持つサウナ、水風呂など自分がリラックスできる活動をする。
成功している事業化やプロのアスリートは休憩を大事にしている方が多いです。彼らはリラックスすることが重要であるとわかっているのでしょうね。
腸内環境を整える4つの習慣③まごわやさしいメイン食
ここからは体に良いものを取り入れていくと良いものを紹介します。
まごわやさしいとは、日本古来から親しまれてきな食品の頭文字を取ったものです。
ま:まめ類、納豆、大豆、豆腐など
ご:ごまなどの種子類、無塩ナッツなど
わ:わかめなどの海藻類、昆布、ひじき、のりなど
や:野菜
さ:魚、特に青魚、サンマやサバなど
し:しいたけなどのきのこ類、舞茸、なめこ、えのきなど
い:いも類、じゃがいも、さつまいも、里芋など
+肉、卵
これらのまごわやさしいに代表される食品を積極的に摂っていきましょう。
コンビニの惣菜などでも野菜などを摂れますが、質の悪い油や添加物を使用したり、見栄えを良くするための下処理をしてあることが多く、野菜本来の栄養を摂れていない場合があります。
コンビニで野菜を取っているから大丈夫といった考えはやめたほうがいいです。それらを摂るなら自炊が一番です。
腸内環境を整える4つの習慣④日常的な軽い運動
運動にはミトコンドリアを増やす効果があります。
このミトコンドリアは人間のエネルギー(ATP)を作り出します。
体を動かしたり体の修理をしてもらうために、このエネルギーをいかにたくさん作るかが大切になります。
腸内環境を整えるという点では、激しい運動は必要ありません。
例えば家の中を掃除する、重いものをもつ、エスカレーターではなく階段を使う、1駅分歩くといったちょっとした散歩程度で十分です。
それにいきなり運動の時間を作るというのは結構難しいし作れたとしても続かないと思います。なので最初は生活の中で体を動かすという意識をしてみましょう。
また激しい運動は活性酸素を増やすので、腸内環境を整えるという面では逆効果になることもあります。
腸内環境を整える4つの習慣 まとめ
参考にさせていただいた動画